HIITトレーニングというものをご存知でしょうか。
ネットでも多くの情報が出ていますし、ユーチューブでも多く取り上げられていますので
名前くらいは聞いたことがある、という方も多のではないでしょうか。
HIITとは(High Intensity Interval Training)の略で、高強度インターバルトレーニングというものです。
高強度なトレーニング→インターバル(休憩もしくは軽度なトレーニング)→高強度なトレーニング…を繰り返していきます。
通常トレーニングは有酸素運動と無酸素運動に分けられます。
有酸素運動はジョギングやサイクリングなど酸素を取り込みながら脂肪を燃やしてエネルギーにしています。
脂肪燃焼や、心肺機能向上などの効果があります。
無酸素運動はいわゆる筋トレです。
筋肉に強い負荷をかけ、酸素を取り込まずに主に糖をエネルギー源にします。
筋力アップや瞬発力の向上などの効果があります。
ではHIITではどのような効果があるのでしょうか。
高強度のトレーニングで筋力アップ、高い心拍数を維持することで心肺機能の向上、アフターバーン効果で脂肪燃焼できます。
詳しく見ていきましょう。
HIITの時間設定は高強度トレーニング(20秒)→インターバル(10秒)というのが有名です。
それを8回繰り返します。
高強度のトレーニングとは無酸素運動を意味します。(筋力アップ)
ここでは最大心拍数の80?90%を目安にします。最大心拍数とは一般的に「220ー年齢」で出せます。
高強度トレーニングをして、短い休憩を挟むことで心拍数が高い状態を維持します。(心肺機能向上)
激しい運動をすることで、体は酸素を取り込みながらエネルギーを生産し、代謝が上がります。
これにより、運動後にも脂肪を燃焼するアフターバーン効果というものが得られます。(脂肪燃焼)
ボディビルダーやマラソンランナーなど特定の分野に特化した選手は目的にあったトレーニングが必要になります。
しかし、体を引き締めたい、今よりも体型を良くしたいと思っている一般人の方は、
短い時間でこれだけの効果が得られるHIITトレーニングが最高効率のトレーニングになります。